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トレーラーライフ
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トレーラーハウスは大きさによって牽引免許が必要!方法や費用・注意点を解説

トレーラーハウスって牽引して移動させると聞いたけど、自分では難しいものなのかな?

自分でトレーラーハウスを牽引するために必要な、免許の種類や条件を知りたい!

トレーラーハウスを購入するにあたって、できるなら自分で牽引したいとお考えの方もいるかもしれません。

業者に依頼せず、好きなときに自分でトレーラーハウスを移動できたら、とても便利ですよね。

本記事では、トレーラーハウスの輸送に必要な牽引免許について、取得方法や費用について解説します。

注意点についてもお伝えしますので、ぜひご覧ください。

目次

牽引免許はトレーラーハウスが750kg以上なら必須

トレーラーハウスには軽自動車でも牽引できるような小型のトレーラーハウスもありますが、750kg以上になると牽引免許が必須です。

750kgを超える大型トレーラーハウスを牽引免許なしで動かすと、「無免許運転」となり刑事罰対象となってしまうので注意しましょう。

牽引免許が必要になるトレーラーハウスの大きさの目安として、750kg以下の小型トレーラーハウスは、長さ4m未満のものが多い傾向にあります。

軽自動車やコンパクトカーなどでも牽引可能な移動のしやすさだけでなく、購入費用もリーズナブルでお手頃なところが人気です。

一方重量が750kgを超えると、全長は5〜12mくらいになります。

たとえば弊社パークホームズでは、以下のようなトレーラーハウスを取り扱っています。

【パークシーダー:全長11m】

出典:パークホームズ「パークシーダーのご紹介」

【パークフェニックス3.4:全長7m】

出典:パークホームズ「パークフェニックス3.4のご紹介」

750kg以上の大型トレーラーハウスの魅力は、なんといっても広さです。

小型トレーラーハウスの就寝定員は2〜4人に設定されているケースが多いものの、大型トレーラーハウスなら7、8人くらいまで可能です。

広いキッチンやお風呂・ベッド・ソファなど、さまざまな設備の充実も図れる点も、魅力でしょう。

牽引免許が必要となる750kgを超えるか否かによって、トレーラーハウスの特徴も異なるので、合わせて比較検討してみてくださいね。

トレーラーハウスの牽引免許の種類は3つ

トレーラーハウスの牽引免許の種類は、以下3つです。

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免許の種類概要
牽引第一種免許個人利用でトレーラーハウスを牽引したい方向け
牽引第二種免許旅客用でトレーラーハウスを牽引する方向け
牽引小型トレーラー限定免許重量が750kg~2,000kg以下のトレーラーハウスを牽引する方向け

個人的にトレーラーハウスを牽引するのであれば、3つのうち「牽引第一種免許」を取得しましょう。

牽引するトレーラーハウスの重量制限はなく、どのような重さのトレーラーハウスでも公道を走りながら移動させられます。

しかしトレーラー式観光バスのように、トレーラーハウスを旅客運送目的で牽引する場合は「牽引第二種免許」が必要です。

主に営利目的で牽引する場合に取得しなければならない牽引免許であり、個人でトレーラーハウスを所有している場合は必要ないでしょう。

そして「牽引小型トレーラー限定免許」はライトトレーラー免許とも呼ばれ、重量750kg~2,000kg以下のトレーラーハウスのみ牽引できます。

ただし自動車教習所では取得できないため、ハードルが高いです。

車両を自身で免許センターへ持ち込む必要があるため、「牽引小型トレーラー限定免許」の取得は一般的とはいえないでしょう。

このように牽引免許の種類は3つありますが、旅客目的でない限りは「牽引第一種免許」の取得がおすすめといえます。

トレーラーハウスの牽引免許の取得方法

トレーラーハウスの牽引免許の取得方法は、以下2つです。

  • 運転免許試験場の試験を受ける
  • 自動車教習所に通う

順番に解説します。

運転免許試験場の試験を受ける

いわゆる一発試験で運転免許試験場の試験を受け、合格することでトレーラーハウスの牽引免許を取得する方法です。

運転免許試験場の試験を受ける場合は、教習所へ通わないことからとにかく費用を安く抑えられ、合格すれば1日で取得できるメリットがあります。

とはいえ適切な指導を受けず、自身のスキルだけで試験に合格するには難しく、何より安全面を考慮するとおすすめの取得方法とはいえません。

現実的には、次に紹介する自動車教習所に通う方法が最適です。

自動車教習所に通う

スムーズにトレーラーハウスの牽引免許を取得するには、自動車教習所に通うことがおすすめです。

以下に流れをまとめました。

  1. 自動車教習所を決め、入校手続きをする
  2. 適性検査・運転適性検査を受ける(視力・聴力検査など)
  3. 技能教習を12時間受ける
  4. 卒業検定を受ける
  5. 合格後、卒業証明書が発行される
  6. 運転免許試験場で試験を受ける(視力・聴力検査など)
  7. 牽引免許証を交付してもらう

牽引免許取得までの期間は、運転免許試験場の試験を直接受けるよりも長く、1週間~3週間ほど見ておいてください。

また自動車教習所によっては免許合宿もあり、この場合は6日間ほどで取得できます。

自動車教習所に通うと費用や時間はかかるものの、指導を受けながら牽引スキルを学べます。

結果的に正確な技術を取得でき、自信をもって試験を受けることができるでしょう。

牽引免許取得にあたって受ける適性検査の詳細については、各都道府県警察の運転免許センターにて詳しく掲載していますので、ご確認ください。

トレーラーハウスの牽引免許の取得にかかる費用

トレーラーハウスの牽引免許を取得するときにかかる費用を、以下2つのパターンに分けて解説します。

  • 運転免許試験場の試験を受ける
  • 自動車教習所に通う

順番に見ていきましょう。

運転免許試験場の試験を受ける場合

トレーラーハウスの牽引免許を取得するにあたって、運転免許試験場の試験を受ける場合は、6,000~7,000円程度と考えておきましょう。

都道府県によって取得費用が異なるケースがあり、仮に東京都で運転免許試験場の試験を受ける場合は合計6,100円です。

費用内訳を以下にまとめましたので、参考にしてください。

手数料
受験料:2,600円
試験車使用料:1,450円
免許証交付料:2,050円

試験に合格できず、再試験となった場合は、毎回受験料と試験車使用料が発生するので注意してください。

自動車教習所に通う場合

トレーラーハウスの牽引免許を取得するにあたって、自動車教習所に通う場合は以下の費用がかかります。

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自宅から自動車教習所に通う場合の費用
※東京都で教習所に通う場合

免許合宿費用※東京都で牽引免許試験を受ける場合
自動車教習所の受講料:20万円前後
受験料:1,750円
免許証交付料:2,050円
自動車教習所の受講料:12~16万円程度
受験料:1,750円
免許証交付料:2,050円

仮に東京都で自宅から自動車教習所に通いながら牽引免許を取得するのであれば、総額20万円くらいを目安に考えてください。

※自動車教習所によって、受講料は変動します。

一方合宿で牽引免許を取得する場合は12~16万円程度と、自宅から通うよりもやや安い傾向にあります。

宿泊費用も込みなので、時間の都合が付けられるのであれば検討してもいいですね。

また通学と合宿どちらの場合でも、免許試験場で受ける牽引免許試験に合格できなければ、受験料は毎回かかるので知っておきましょう。

牽引免許取得後にトレーラーハウスを輸送するときの注意点

最後に、検定免許を取得したあと、トレーラーハウスを実際に輸送するときの注意点を以下3つお伝えします。

  • 輸送ルートの事前確認をする
  • トレーラーハウスを牽引する速度制限がある
  • 輸送中のトレーラーハウス内には立ち入れない   

順番に見ていきましょう。

輸送ルートの事前確認をする

牽引しながら輸送するときは、道幅や曲がり角のスペースなどに十分な余裕があるか、輸送ルートの事前確認をしましょう。

なぜならトレーラーハウスの横幅によって、住宅街や狭い路地などを通れなかったり、縦に長いことから曲がりきれなかったりする可能性があるからです。

「実際に輸送したら設置場所までたどり着けなかった」とならないよう、事前に輸送ルートを確認しておいてください。

以下の記事ではトレーラーハウスの移動方法について詳しく解説していますので、参考にしてください。

トレーラーハウスを牽引する速度制限がある

トレーラーハウスを牽引するにあたって、以下のような速度制限があります。

スクロールできます
時速40km時速30km
牽引車の重量2,000kg以下左記の条件に該当しない場合
トレーラーハウスの重量牽引車の3倍以上

参考:e-Gov法令検索「道路交通法施行令(昭和三十五年政令第二百七十号)第十二条」

一般的な自動車の走行時と比較して、トレーラーハウス牽引時はかなりゆっくり走行しなければなりません。

また最低時速50kmである高速道路も走行できないことから、車どおりの多い時間帯の牽引は避けましょう。

とくに大型トレーラーハウスの場合は日中の走行はできず、一般的に午後9時〜午前6時と時間帯が制限されていることも知っておいてください。

輸送中のトレーラーハウス内には立ち入れない

牽引時に、輸送中のトレーラーハウス内には立ち入れません。

トレーラーハウス内の人が危険なだけでなく、トレーラーハウスと牽引車のバランスが崩れてしまい「スネーキング」という牽引時の蛇行を引き起こすためです。

たった1人トレーラーハウス内に乗車しただけでもスネーキングは起こり、結果的に事故につながってしまうので、輸送中のトレーラーハウス内には立ち入ってはいけません。

普段トレーラーハウスで生活している場合の輸送時は、牽引車に全員乗車するか、現地まで公共交通機関やレンタカーなどの手段を検討しましょう。

トレーラーハウスの牽引免許をお考えならぜひパークホームズへ!移動に関するご相談をいつでもお受けします

本記事では、トレーラーハウスの牽引免許の概要や取得方法・費用などを解説しました。

牽引免許はトレーラーハウスが750kg以上なら必須となり、いわゆる一発試験への合格、もしくは教習所に通うことで取得が可能です。

とはいえ安全面や技術の確かさを考慮すると、コストはかかりますが、教習所へ通うことをおすすめします。

弊社パークホームズは、輸送時に牽引免許が必要になる、750kg以上の大型トレーラーハウスを取り扱うトレーラーハウス専門店です。

ご相談いただけましたらパークホームズのほうで牽引の手配も可能ですので、牽引免許取得済みの方はもちろん、まだ牽引免許をお持ちでない方も、ぜひご相談ください。

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監修者情報

池田昌弘のアバター 池田昌弘 パークホームズ代表取締役

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