寒い時期でもトレーラーハウスならあったか快適!設備やよくある疑問を解説
トレーラーハウスって冬場は寒いイメージなんだけど、実際のところどうなの?
トレーラーハウスは車だし、足元とか寒いんじゃないかなあ…
トレーラーハウスについて、このような疑問を抱いている方も多いでしょう。
しかしトレーラーハウスは寒い冬でもとっても暖かく、快適に過ごせるので安心してください。
本記事では、トレーラーハウスが寒い時期でも快適である理由を解説するとともに、設備面からよくある疑問点、さらには活用事例まで詳しくお伝えしていきます。
「トレーラーハウスって寒いの?」と気になっている方は、ぜひご覧ください。
寒いと思われやすいトレーラーハウス!実は一般住宅と同じで暖かい!
「トレーラーハウスの中で過ごす冬は寒い」と思っている方は多いかもしれませんが、実は一般住宅と変わらず、暖かく過ごせます。
寒さを感じにくい大きなポイントは、トレーラーハウスの断熱性と気密性の高さです。
断熱性と気密性を高めると、外部からの熱が伝わりにくくなり、家の中の快適な空気は外に出て行きません。
そのため外の気温に左右されにくく、暖房を効率的に効かせられるので、トレーラーハウスで過ごす人にとって住みやすい環境になります。
寒い冬でも快適なトレーラーハウスの設備・仕様5つ
以下5つの設備・仕様があると、寒い冬でもトレーラーハウスで快適に過ごせます。
- 「天井・壁・床」三方向への断熱材
- ペアガラス
- 樹脂サッシ
- 片流れ屋根
- 寒冷地仕様の水回り設備
順番に見ていきましょう。
「天井・壁・床」三方向への断熱材
「暖房をトレーラーハウス内にしっかり効かせたい」
「冬場は冷たい空気で足元が寒い」
このような悩みは、トレーラーハウスの「天井・壁・床」三方向に断熱材をしっかり使用すると解決でき、室内が寒いと感じにくくなります。
断熱材を「天井・壁・床」の三方向へしっかり使うと、天井から暖かい空気が逃げにくく、床下からの空気で足が冷たくならずにすみます。
また、暖房を止めてもトレーラーハウス内がすぐに寒くなることもありません。
使用される断熱材はトレーラーハウスの販売店ごとに異なり、たとえば繊維系のグラスウールや発泡プラスチック系のウレタンフォームなどがあります。
トレーラーハウスの購入を検討するときは、販売店に断熱材の使用量や場所・性能を確認してみましょう。
ペアガラス
ペアガラスは「複層ガラス」とも呼ばれている、二重構造の窓です。
ガラスが二重になっていることで断熱性が高まるので、暖房の効きがよくなり、寒い冬でも室内の温度を快適に保てます。
またガラスとガラスの間にある空間によって、トレーラーハウス内と外気温の温度差が緩和されるため、結露の発生を防いでくれます。
一般住宅のペアガラス普及率は97.2%と100%に近く、トレーラーハウスにおいても多くのメーカーで採用されていますので、販売店に確認してみてください。
樹脂サッシ
断熱性を考慮するのであれば、樹脂サッシがおすすめです。
アルミサッシは耐久性はあるものの、熱を伝えやすいため寒さ対策にはなりません。
一方樹脂サッシは熱を伝えにくいので、寒い時期や地域であってもトレーラーハウス内の温度を快適に保てます。
加えて結露が生じにくく防音性にも優れているため、トレーラーハウスの購入を考えているのであれば、樹脂サッシを積極的に採用しましょう。
片流れ屋根
雪の降る寒い地域にトレーラーハウスを設置するのであれば、片流れ屋根を選択肢に入れてみましょう。
片流れ屋根とは勾配が一方向の屋根のことをいい、雪が降っても地面へ落としやすく、利便性に優れています。
東北や長野のような雪かきが必要な寒冷地であれば、片流れ屋根を採用すると作業が楽になります。
片流れ屋根はシンプルでありながら、モダンやスタイリッシュなどおしゃれなデザインにしやすいので、飽きが来ないところも魅力です。
寒冷地仕様の水回り設備
トレーラーハウスに採用する水回り設備は、寒冷地仕様にしましょう。
東北地方や北海道のような寒い地域では、一般的な水回り設備を採用していると、冬場に凍結の恐れがあります。
一方、寒冷地仕様の水回り設備には、ヒーターの内蔵や水抜き栓の搭載などの対策が施されているので、凍結の心配はありません。
全国どこへでも移動できるトレーラーハウスだからこそ、水回り設備にはあらかじめ寒冷地仕様を採用しておくといいでしょう。
トレーラーハウスでも寒いと感じさせません!活用事例を紹介
ここからは、トレーラーハウスの活用事例を3つ紹介します。
北海道や東北など寒い地域へ設置を検討している場合でも、トレーラーハウスは暖かく過ごせます。
カフェレストラン
こちらはカフェレストランを、寒い雪の降る地域で開業した事例です。
大きな暖房器具がなくても、断熱性の高いトレーラーハウスなのでエアコンで十分。
外は雪が積もり寒いけれど、トレーラーハウス内では暖かくゆったりくつろげます。
宿泊施設
雪深いカナダにおける、トレーラーハウス活用事例です。
「見ているだけで寒い!」と感じる方もいるのではないでしょうか。
しかしトレーラーハウス内は暖炉があり、木をふんだんに使ったぬくもりある内装によって、さらに暖かさがプラスされています。
保温性のあるトレーラーハウスなら、雪の積もった冬でも快適に過ごせます。
住居
トレーラーハウスを、住居として活用している事例です。
ペアガラスと樹脂サッシをすべての箇所へ採用しており、断熱性・気密性がしっかりあります。
大きな窓があっても、寒いとは感じさせません。
開放感のある暖かい住まいですね。
トレーラーハウスは寒い?気になる疑問にお答え!
最後には「トレーラーハウスって車だし、寒いんじゃないの…?」と気になっている方へ、疑問にお答えしていきます。
トレーラーハウスってエアコンだけでも寒さはしのげる?
20畳ほどの広さのトレーラーハウスであっても、エアコン1台で十分暖まります。
もちろんトレーラーハウスの断熱性・気密性がポイントになりますので、断熱材や建材のような仕様について販売店へ確認しましょう。
また、トレーラーハウスは車でありながら、エアコンのほかにもファンヒーターやストーブなど、さまざまな暖房器具を使えます。
「乾燥するからエアコンは苦手」
「薪ストーブなる生活が夢だった」
このようなケースでも、生活スタイルや好みに合わせて暖房器具を自由に選べるところは、トレーラーハウスの魅力のひとつです。
寒い地域で過ごす予定はないけど、断熱・気密に力を入れるべき?
寒さだけでなく暑さにも関係するので、トレーラーハウスで快適に過ごすためには断熱・気密に力を入れましょう。
断熱材はトレーラーハウス内へ熱を伝えにくくするため、夏の暑さを和らげます。気密性が高ければ、冷やした空気を外に逃がさず、エアコンの効きが向上します。
たとえ寒い地域で過ごすことを想定していなくても、トレーラーハウスの断熱性・気密性はしっかり高めましょう。
また今後トレーラーハウスを投資活用したり、売却を考えたりする場合でも、断熱性と気密性が高い方が資産価値としても高くなりますよ。
寒い冬でもトレーラーハウスは快適!さらに詳しく知りたい方はパークホームズへ
本記事では、トレーラーハウスなら寒い時期でも快適に過ごせることをお伝えするとともに、設備やよくある疑問について解説しました。
トレーラーハウスは断熱・気密にしっかり力を入れると、冬でも寒いと感じることなく、快適に過ごせます。断熱性・気密性を高めるには「天井・壁・床」三方向へ断熱材を使用するほか、ペアガラスや樹脂サッシの採用がポイントです。
また、寒い地域で過ごすのであれば、片流れ屋根や寒冷地仕様の水回り設備の設置を考えましょう。
宮城県生まれのパークホームズは断熱・気密に力を入れており、ペアガラスと樹脂サッシは標準仕様です。
さらに断熱材は寒冷地仕様の素材を採用しているため、お客さまに「トレーラーハウスは寒い」とは決して言わせません!まずはお気軽にご相談ください。
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