トレーラーハウスとウッドデッキの相性は最高! おすすめの理由や注意点・事例を解説
トレーラーハウスを買うならウッドデッキをつけたい! どんなデザインがいいかな
トレーラーハウスにはウッドデッキがあった方がいいの? 使える素材を知りたい!
トレーラーハウスの購入を検討している方のなかには、このようなウッドデッキに関する悩みを抱えている方も多いでしょう。
本記事ではトレーラーハウスにウッドデッキがおすすめの理由や、注意点・事例まで紹介しますのでぜひご覧ください。
トレーラーハウスにはウッドデッキの設置がおすすめ!
トレーラーハウスの購入をお考えならぜひ、ウッドデッキの設置も合わせて検討してみてください。
ウッドデッキの設置をおすすめする理由は、以下4つです。
- トレーラーハウスの車高をカバーできる
- トレーラーハウスのデザイン性を高められる
- 空間を広げられる
- コストを抑えられる
順番に詳細をお伝えしていきます。
トレーラーハウスの車高をカバーできる
ウッドデッキを設置するとトレーラーハウスの車高をカバーしてくれるので、出入りしやすくなります。
トレーラーハウスはタイヤのついた車台のうえに家があるつくりをしているため、車高が高く、玄関ドアと地面の間に大きな段差があります。
そこで階段やスロープのついたウッドデッキを設置すると段差を解消でき、安全に出入りしやすくなるため、トレーラーハウスの組み合わせはおすすめです。
トレーラーハウスのデザイン性を高められる
ウッドデッキに使用できる材質は幅広く、形状もさまざまなため、どのように設置するかによってトレーラーハウスのデザイン性を高められます。
トレーラーハウスへの出入りを楽にするだけであれば、ウッドデッキをつくらず階段だけでも十分です。
しかしウッドデッキなら、さらに木の温もりをプラスしたり、色味の経年変化を楽しんだりできます。
またウッドデッキに階段とスロープのどちらをつけるかによっても、トレーラーハウスの雰囲気はまったく異なります。
ウッドデッキの設置は、工夫次第でオリジナルのデザイン性を追求できる楽しさがあるといえるでしょう。
空間を広げられる
ウッドデッキを設置するとトレーラーハウスへの居住空間を広げられるので、幅広い楽しみ方ができます。
たとえばトレーラーハウスで飲食店を経営している方なら、テラス席を置ける広さのウッドデッキをつくって客席を増やせます。
仕事部屋やセカンドハウスとしてトレーラーハウスを活用する場合は、ウッドデッキをアウトドアリビングにして気分転換の場にしたり、子どもの遊び場にしたりしても素敵ですね。
事業と個人利用のどちらであっても、ウッドデッキにはさまざまな活用方法があるので、トレーラーハウスで過ごす時間をより充実させられるでしょう。
コストを抑えられる
ウッドデッキは居住空間を広げられるだけでなく、コストカットにもつながります。
広い空間で過ごしたいと考えたとき、トレーラーハウスのサイズを大きくするほど高額になってしまいますが、かわりにウッドデッキを設置するとコストを抑えられます。
またウッドデッキは、後付けが可能です。
実際にトレーラーハウスに住み、使い勝手を考えながら施工したり、設置状況を見ながら広さを考えたりできるところもウッドデッキの大きなメリットです。
トレーラーハウスのウッドデッキ素材は天然木と人工木から選べる
トレーラーハウスのウッドデッキに使用される素材は、天然木と人工木に分かれます。
以下の表にメリットとデメリットのほか、どのような方に向いているかについてまとめました。
天然木(ソフトウッドとハードウッド) | 人工木 | |
メリット | 柔らかな風合いがある 木の温かみ感じられる 天然木ならではの木目を楽しめる 初期費用が安い(ソフトウッド) 経年変化を楽しめる(ハードウッド) | 腐る心配がない 色あせしにくい ささくれが生じにくい メンテナンスの必要性が少ない |
デメリット | 色あせや退色が起こる 樹木によって耐久性に差が出る (ソフトウッドは耐久性が低い) メンテナンスの手間がある (ソフトウッド) | デッキ面が夏は暑く、冬は冷たい 天然木のような温かみを感じにくい 水たまりができやすい |
向いている人 | 木の温かみを感じたい人 木目の美しさを楽しみたい人 経年変化を楽しみたい人 | メンテナンスの手間を減らしたい人 施工時の風合いを維持したい人 ウッドデッキに耐久性を求める人 |
天然木は軟らかく加工しやすいソフトウッドと、固く耐久性のあるハードウッドに分かれます。
どちらのタイプも木の温かみや柔らかさ、木目の美しさを味わえるところが魅力です。
ただしソフトウッドの長期的な使用は腐食やゆがみなどが起こりやすいため、ウッドデッキに使用するのであれば天然木はハードウッドがおすすめです。
一方人工木はメンテナンスの手間が少なく、経年変化が起こらないため施工時の色合いや状態をできるだけ維持できます。
メリット・デメリットを比較しながら、どのような素材を使用するか考えましょう。
【注意】トレーラーハウスのウッドデッキは着脱できることが大切!
ウッドデッキを着脱可能な状態で設置しなければ、トレーラーハウスは車両ではなく建築物として扱われます。
トレーラーハウスが建築物に該当する場合、不動産に関わる税金の支払いや設置場所の制限が発生してしまい、車両としてのメリットが失われてしまいます。
たとえば以下のようなケースは、建築物として扱われてしまう可能性があるので注意が必要です。
- トレーラーハウスとウッドデッキをボルトで固定する
- 目隠しのためウッドデッキでトレーラーハウスを囲む
- ウッドデッキに屋根をつける
ウッドデッキの設置をお考えの場合は建築物に該当させないためにも、トレーラーハウスの取り扱いに詳しい事業者への相談が安心です。
トレーラーハウス×ウッドデッキの施工事例
最後に、トレーラーハウスへウッドデッキを設置した事例を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【事例1】富士急行十国峠
富士急行十国峠は、富士山を見渡せる広々としたウッドデッキが特徴です。
ウッドデッキにイスやテーブルを置いて、景色を眺めながら食事をしたり会話を楽しんだりできます。
水道を設置すると、より利便性の高いウッドデッキになりますよ。
【事例2】Fukiagehama Field
Fukiagehama Fieldのウッドデッキは、リビングの窓から続いています。
外に出ると、ウッドデッキから美しい海を見渡せるところが大きな魅力です。
ウッドデッキの高さは低めにつくられているため、ロータイプのテーブルやイスとマッチします。
材料に使う木の色合いをもとにイスやテーブルなど、全体のコーディネイトを考えることも、ウッドデッキをつくる楽しみのひとつです。
【事例3】藤和那須FACTLAND
キャンプ場「藤和那須FACTLAND」の受付兼カフェ「MINAMO」は、黒いトレーラーハウスに濃い色合いのウッドデッキを組み合わせ、自然に溶け込むように仕上げています。
ウッドデッキを複数設置することで、トレーラーハウスの中央や横・裏から出入りしやすくなっています。
多くの人が出入りするキャンプ場の施設にぴったりのつくりですね。
トレーラーハウスにウッドデッキを設置したい!そんなときはパークホームズへご相談を
トレーラーハウスへのウッドデッキの設置は、車高をカバーしながらデザイン性を高めたり、空間を広げられたりできるのでおすすめです。
使用できる素材には天然木と人工木があり、耐久性や手触り・見た目などの特徴が異なります。
比較しながら好みの素材を探す工程も、ウッドデッキを設置する楽しみのひとつでしょう。
パークホームズでは、トレーラーハウスへウッドデッキを設置した実績が数多くあります。
「こんなウッドデッキにしたい!」「ウッドデッキの設置方法に悩んでいる」など、パークホームズではあらゆるご相談を承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。